農業×サッカー

タカサカblog

2025/03/18 05:31

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こんにちは!
農業部の東柊和です。

高川学園に入学して1年が経とうとしています。この高校に入る理由の一つが部署活動でした。SNSで部署活動について知り、選手同士で話し合い、アイデアを出して様々な活動をする事には魅力を感じ、ピッチ外の部分で自分自身、成長できると思いました。
 
現在は野菜の価格が高騰しており、今後も上昇傾向にあると言われています。野菜高騰の対策として、旬の野菜を選び安価に購入する事や家庭菜園を始めて自給自足を目指す事が大切となってきます。将来の食生活をより良くするためにも農業に関する知識を深めたいと思い、農業部に入りました。

最初は先輩方から農具の使い方や土作りについて教えてもらい、農業に関する基本的な知識を学びました。夏野菜では一人一人がどれかの野菜を担当し、インターネットで調べたり地域の方に教えてもらいながら野菜作りを行いました。ただ、夏野菜はほとんどの野菜が失敗という結果になってしまいました。その原因は部員の農業に対する意識だと思います。正直、「農業=キツい」というイメージを持っている部員がほとんどだと思います。この状況を変えるためにはやりがいを感じてもらう必要があります。
「成長や収穫の喜びを実感する」
「誰かに喜んでもらう機会をつくる」
この二つがやりがいを感じるために大切だと思います。
一つ目の「成長や収穫の喜びを実感する」では自分が育てた野菜が成長し、収穫できる事は成功体験ができて農業の楽しさに繋がります。また、栽培の過程を写真やSNSで共有する事で成長の変化を実感できます。
二つ目の「誰かに喜んでもらう機会をつくる」では道の駅や試合会場で販売を行い、お客さんの声を直接聞けるような機会をつくる事です。「ありがとう」「おいしかった」などの言葉をかけてもらうと農業へのモチベーションになると思います。

私は母方の祖父がみかん農家で、冬休みの帰省で祖父に農業部での活動についてお話ししました。みかん作りでも気候や害虫の影響で失敗する事は多くあるそうです。ただ、なぜ失敗したのか原因を明確にして、成功に向けて根気強く改善していく事が大切だと話していました。この事はサッカーにも共通していて自分の目標を達成するために課題と向き合い、諦めずに努力する事が必要です。また、農業では野菜の栽培から収穫まで多くの人が協力して作業を行います。サッカーでも、選手達が日々の練習で切磋琢磨して試合での勝利を目指します。

このように農業とサッカーには共通する部分が多くあり、農業を通して成長した事はサッカーにも影響が出てくると思います。私はサッカー、勉学、部署活動と何事にも一生懸命に取り組み、これまで支えてくださった沢山の方々に成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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